今季アメリカ人初優勝はC.カー!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/15 11:41
クリスティー・カー(米)が、地元米国勢の意地を見せた。
荒天でサスペンデッドが続き、月曜順延となった米女子ツアーのLPGAステート・ファーム・クラシックは現地時間14日、イリノイ州パンサークリークCCで最終ラウンドの残りを行った。カーは、10ホールを残して通算20アンダー。残り9ホールのアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と首位で並んでスタートしたが、この日さらに2つスコアを伸ばして通算22アンダー。ノルドクビスト、ナ・エン・チョイ(韓)に1打差をつけて今季初優勝を飾った。
グローバル化が著しい米女子ツアーでは、開幕から2試合連続で宮里藍が優勝した後も外国勢の優勝が続いていた。米国人の優勝は昨年11月のロレーナ・オチョア招待でのミッシェル・ウィー(米)以来だった。
「アメリカ人トッププレーヤーで、ツアーでもトッププレーヤーでいることは私にとって大きなモチベーションになっている。それにこれでもう『なぜアメリカ人が勝てないのか』という質問に答えなくてすむからハッピー」と笑顔を見せたカー。現地入りしたときには風邪気味だったが、それをねじ伏せてプレーを続け勝利を手にした。これで賞金ランキングも宮里藍に次ぐ2位に浮上。米国勢の力を強烈にアピールする形となった。
初日、単独首位でスタートしたシャンシャン・フェン(中)と朴ヒーヨン(韓)が、通算20アンダー4位タイ。上位を狙った宮里美香はバーディ合戦についていけずに3バーディ、1ボギーで2アンダー70。通算11アンダー30位タイに終わっている。なお、宮里藍は決勝進出を逃している。(STATS-AP)