遼のいぬ間に… 前週V・薗田と池田が激突!
国内男子ツアーの新規トーナメント、TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodは2日、三重県のTOSHIN Lake Wood Golf Clubを舞台に、荒天順延となった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行った。しかし、この日も第2ラウンドを全員がホールアウトすることはできず、2日連続でサスペンデッドとなった。そんな中、前週初優勝を遂げたルーキーの薗田峻輔が第2ラウンドで8アンダー64と爆発し、通算12アンダーで上井邦浩と共に暫定トップタイに立った。また、池田勇太が通算10アンダーで暫定3位につけている。
現地時間15日からの全英オープンに備えて石川遼が国内ツアーを留守にしている隙に、石川と縁深い2人がトーナメントをリードした。前週のミズノオープンよみうりクラシックで全英切符を手にした石川の先輩・薗田と、昨年石川と賞金王を争った池田だ。
薗田はこの日、まずは第1ラウンドを4アンダーでフィニッシュ。インスタートとなった第2ラウンドでは、13番でイーグル、15番から18番までは4連続バーディを奪う猛攻を見せた。後半もノーボギーのプレーで1イーグル、8バーディ、2ボギーの8アンダー64。一日に2ラウンドをこなす長丁場の中で通算12アンダーまでスコアを伸ばし、一気にリーダーボードを駆け上がった。
一方の池田も、第2ラウンドの後半で5つのバーディを奪うなど、8バーディ、2ボギーで6アンダー66。通算12アンダーの暫定3位と、今季初優勝に向けて絶好の位置につけた。
その他、丸山茂樹が通算8アンダー暫定5位タイ。伊澤利光、藤田寛之、小田龍一ら実力者が通算4アンダー暫定21位タイにつけている。なお、3日の午前6時10分から第2ラウンドの競技を再開し、予選通過者が決まった後に決勝ラウンドを行う予定。