好調T.レーマン、青木&尾崎の日本勢にも注目
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/19 12:03
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、ジェルド-ウェン・トラディション(オレゴン州、クロスウォーターC at サンリバー)が現地時間19日に開幕。96年全英オープン王者で、聖地セントアンドリュースを舞台に行われた今年の全英でもシニアながら14位タイと実力を見せたトム・レーマン(米)が、優勝候補筆頭に名乗りを上げている。
今年5月のシニアPGA選手権で優勝したレーマンは、その後も好調さをキープ。全英オープン翌週の全英シニアオープンで11位タイ、大西洋を越えてその翌週に行われた全米シニアオープンでも12位タイに食い込んだ。さらにレギュラーツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権でも予選を突破。最終的には55位タイだったものの、飛距離と技術では若手選手たちに勝るとも劣らぬ戦いぶりを見せており、今大会にも自信満々で乗り込んでくる。
一方、全英シニアオープン、全米シニアオープンで2週連続メジャー制覇の快挙を成し遂げたベルンハルト・ランガー(独)も負けてはいない。こちらはチャンピオンズツアーのメジャー3連勝がかかるとあって、静かな闘志を漂わせており、怖い存在だ。
その他、ライダーカップ米国チーム主将のコリー・ペイビン(米)を筆頭に、トム・ワトソン(米)、ジェイ・ハース(米)、フレッド・ファンク(米)、ラリー・マイズ(米)らシニアの強豪が勢揃い。日本勢では、節目のチャンピオンズツアー通算10勝目を狙う青木功、初優勝を切望する尾崎直道の2人が参戦。ともにシニアでのメジャー初タイトルを狙う。