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A.アトワル&B.スネデカー首位並走 今田は予選落ち

更新日:2022/10/26 00:57
A.アトワル&B.スネデカー首位並走 今田は予選落ち

 

 初日コースレコードの『61』をマークしたアージュン・アトワル(インド)に好調ブラント・スネデカー(米)が並び、通算12アンダーの2人が首位の座を分け合った。

 米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権(ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)は現地時間20日、第2ラウンドの競技を終了。ノーボギーの5アンダー65で回ったスネデカーと前日単独首位のアトワルがトップに並び、1打差の3位タイに09年全米オープン以来の優勝を狙うルーカス・グローバー(米)の他、ジョン・ロリンズ(米)、ケビン・ストリールマン(米)が続いた。

 また、ベテランのジャスティン・レナード(米)が7アンダー63の好スコアをマークし、通算9アンダーで前日の56位タイから7位タイに急浮上。アトワルの活躍に刺激を受けているジーブ・ミルカ・シン(インド)も通算8アンダー10位タイに踏ん張っている。

「今日はフェアウェイを外したホールが何個かあった。そこでスコアを落としてしまったけれど、全体としては良いゴルフが出来た。爆発的スコアをマークした翌日は誰でも苦労するものだが、その割には内容が良かったので満足している」と納得の表情を浮かべたアトワル。

 彼にとって最大のミッションは来季のシード権を確保すること。今季シードを落としている彼は、今大会にも試合前に行なわれたマンデートーナメントから勝ち上がって出場権を得ており、来週から行なわれるフェデックスカップのプレーオフシリーズへは出場することが出来ない。だが今週もし勝てば事態はあっという間に好転する。「日曜日のバック9まで優勝争いを演じていられれば良いね」と言うアトワルが悲壮な決意で決勝ラウンドに挑む。

 一方、今田竜二は3バーディ、2ボギーの1アンダー69で回ったが、カットラインに1打届かず通算2アンダーで出場5試合連続で予選落ちが決まった。今季はトップ10に2度入りプレーオフシリーズ初戦への出場は確定しているが、2戦目以降に進むためには次週の戦いが鍵になる。シーズン後半の不調から脱出するために何かきっかけが欲しいところだ。

 また、マイク・ウィアー(カナダ)も通算2アンダーで予選落ち。フェデックスカップポイント125位以内に入ることができず、03年のマスターズチャンピオンがプレーオフシリーズ進出を逃す事態に陥った。(STATS-AP)

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