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40歳・鬼澤信子が奪首! 諸見里は3位タイ後退

更新日:2022/10/26 00:57
40歳・鬼澤信子が奪首! 諸見里は3位タイ後退

 

 国内女子ツアーの新規大会、ニトリレディスゴルフトーナメント(北海道・桂ゴルフクラブ)は28日に第2ラウンドの競技を終了。初日首位スタートの諸見里しのぶが1アンダー71と伸び悩み3位タイに後退する中、40歳のベテラン鬼澤信子が8バーディ(1ボギー)を奪う猛チャージで通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。

 首位と4打差7位タイから出た鬼澤は、1番、2番で連続バーディと絶好の滑り出し。さらに4番から3連続バーディを奪い一気に首位の諸見里をとらえると、8番でもスコアを伸ばし前半9ホールを6アンダー『30』で折り返す。バックナインに入り11番でバーディ、12番で唯一のボギーを叩くも13番で取り返し、上がり5ホールは無難にパープレー。第2ラウンドのベストスコアとなる7アンダー65でホールアウトし、堂々のトーナメントリーダーとして最終日を迎えることになった。ちなみに、1990年プロ転向の鬼澤は下部大会での優勝経験はあるがツアーでは未勝利。これまでの最高成績は2007年マンシングウェアレディース東海クラシックでの単独2位となっている。

 一方、この日の諸見里は初日の好調が嘘のように我慢のゴルフを強いられてしまった。出だし1番バーディ発進とするも直後の2番でボギー。8番、9番で連続バーディを奪うも10番でボギーと勢いに乗りきれず、結局4バーディ、3ボギーの1アンダー71止まり。通算8アンダーの3位タイに順位を下げた。それでもトップの鬼澤とはわずか2ストローク差。最終ラウンドでは逆転での今季初優勝を目指す。

 上位陣には通算9アンダーの単独2位に金ナリ(韓)、馬場ゆかりが諸見里と同じ3位タイにつけ、通算6アンダー単独5位にアン・ソンジュ(韓)が続いている。その他、横峯さくら、有村智恵、北田瑠衣、飯島茜ら7人が通算4アンダー8位グループを形成しているだけに、今回の新規トーナメントは最後まで優勝争いを賑わせてくれそうだ。

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