伏兵ルーキーT.シュルツ逃げ切りV! 青木74位
更新日:2010/09/06 10:08
掲載日:2010/09/06 10:03
ツアールーキーのテッド・シュルツ(米)が逃げ切って米チャンピオンズツアー初優勝を飾った。
同ツアーのホームケア&ホスピスファーストティーオープン at ペブルビーチは、今年全米オープンが行われたカリフォルニア州のペブルビーチGLを舞台に現地時間5日、最終ラウンドを行い、前日トップに浮上したシュルツが2アンダー70で回り、通算14アンダーまでスコアを伸ばして逃げ切りVを達成した。
今大会はプロとアマチュア3人が同組で回る変則スタイル。アマチュア2人のうちひとりがジュニアというツアーでも特殊なフォーマットを採用している。そんな中、レギュラーツアー時代に2勝を挙げているものの、以降ほとんど名前を聞くことのなくなったシュルツが第2ラウンドで『64』と爆発し優位に立つと、最終日に5アンダー67の猛追を見せた格上のトム・パーニスJr.(米)を1打差で振り切って先頭でゴールを駆け抜けた。
その他、通算12アンダー3位タイにシュルツと同期のマーク・カルカベッキア(米)とトム・カイト(米)が入り、現在賞金ランク2位のフレッド・カプルス(米)が通算11アンダー単独5位に食い込んだ。
日本勢は青木功をただひとり参戦したが、結局最終日もバーディを1つしか奪えず4オーバー76の乱調。通算13オーバーは出場78人中、74位の下位に沈んだ。なお、青木は次週韓国済州島のヘビチCCで開催される日韓ゴルフ対抗戦で日本チームのキャプテンを務める。