尾崎、猛チャージで4位タイ! 優勝はR.コクラン
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/13 05:46
尾崎直道が最終日に猛チャージを見せ、今季2度目のトップ10フィニッシュを飾った。
米チャンピオンズツアー初のアジア開催となったポスコ E&C ソングド選手権は現地時間12日、韓国ソウル郊外のジャック・ニクラウスGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。フレッド・ファンク(米)とラス・コクラン(米)が通算12アンダーで並び、決着はプレーオフにもつれ込んだ。その結果、サドンデス1ホール目でバーディを奪ったコクランが同ツアーでの初優勝を達成。今季すでにトップ10入り6回を数えるなど好調だったが、これまで優勝には縁がなく、レギュラーツアー時代の91年センテル・ウエスタン・オープンで優勝して以来、約20年ぶりに勝利の美酒に酔った。
一方、首位と5打差の10位タイからスタートした尾崎は4番から怒とうの4連続バーディを奪いリーダーボードを急上昇。後半に入り12番、14番をボギーとするも上がり4ホールで3つのバーディを重ね、5アンダー67でホールアウト。通算8アンダーはプレーオフ進出に4打足りなかったものの、堂々の4位タイに食い込んだ。
尾崎にとってレギュラーツアー時代からの悲願である米ツアー優勝は今回もお預けとなったが、2日目の最終ホールでイーグル奪取に成功した勢いそのままの最終ラウンドに、本人は大いに手応えをつかんだ様子。シーズンも残り5試合(出場者が限られるチャールズ・シュワブカップ選手権を含めると6試合)で、賞金ランクトップ30までに与えられる来季のシード権獲得を目指す。