伏兵2人が首位並走 初日『61』のJ.エドフォース後退
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/25 09:32
無名の若手とかつてライダーカップで輝きを放ったベテランがリーダーボードの最上段を分け合った。
欧州ツアーの新規大会、ビベンディ・カップ(仏、ゴルフ・ド・ジョイエンバル)は現地時間24日、第2ラウンドの競技を終了。通算13アンダーまでスコアを伸ばしたジョン・パリー(英)とヤルモ・サンデリン(スウェーデン)の2人が首位タイに浮上した。3打差の3位タイにジュリアン・ギャリエー(仏)、ジェームス・モリソン(英)、リチャード・グリーン(豪)らが並んだが、初日『61』と爆発し単独トップに立っていたヨハン・エドフォース(スウェーデン)はスコアを2つ落とし、通算9アンダー7位タイに後退した。
チャレンジツアー出身の若手パリーとともに首位タイに浮上したのが43歳のサンデリン。かつてはライダーカップにも出場し、欧州を代表するプレーヤーとして活躍したが、シード権を失った昨年は若手に混じってQスクール(プロテスト)を受け直しツアーカードを取得し直した苦労人でもある。
「ここ3週間、ゴルフの調子は非常に良い。今週もここまでこれといったミスがない。週末も良い感じで終われそうだ」と、久々の上位に口ぶりも滑らか。現在賞金ランク168位だが、来季のシードを確保するためには同ランク115位まで順位を上げておかなければならない。さもなければ今年もまたQスクールへ逆戻り。そうならないためにも、ベテランは8年ぶりのツアー通算6勝目に照準を合わせている。