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J.フューリック首位タイ浮上! P.ミケルソン13位タイ

更新日:2010/09/25 10:55
J.フューリック首位タイ浮上! P.ミケルソン13位タイ
米男子ツアーのプレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権。J.フューリックが第2ラウンドで5アンダー65をマークし、首位タイに浮上した。 (写真提供:AP Images)

 

 ボーナス賞金1,000万ドル(約8億4,000万円)を巡る争いが激しさを増している。

 フェデックスカップポイントランク上位30名だけが出場を許される米男子ツアーのプレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(ジョージア州、イーストレイクGC)は現地時間24日に第2ラウンドの競技を終了。現在ポイントランク11位のジム・フューリック(米)が5アンダー65の好スコアをマークし、通算8アンダーで初日トップタイのルーク・ドナルド(英)に並び首位の座を分け合った。

 1打差の3位にジェフ・オギルビー(豪)が続き、2日連続68で回った崔京周(韓)が通算4アンダー4位につけている。また、歴代チャンピオンのひとりレティーフ・グーセン(南ア)が通算3アンダーで初日の13位タイから5位タイに浮上。しかし、前日トップタイのポール・ケイシー(英)は1つスコアを落としグーセンと同じ5位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)はティーショットが乱れ、2オーバー72を叩き通算1オーバー。首位と9打差の13位タイにとどまっている。

「昨日はフェアウェイをきっちりとらえてパーオンしてと基本に忠実な内容だったけど、今日は1番でいきなりグリーンを外しながらチップインバーディ。長いパットが決まったりチップインがあったりと安定感は欠いていた中でラッキーが多かった。このスコアには大いに満足している」と、トーナメントリーダーに浮上したフューリックは6バーディ、1ボギーのラウンドを振り返った。

 プレーオフシリーズへはポイントランク3位で進出したが、初戦のザ・バークレイズでプロアマのスタート時間に遅刻し、まさかの出場停止を食らうアクシデントに見舞われた。その悔しさも今大会で勝てばスッキリと吹き飛ぶはずだが…。「ボーナス(1,000万ドル)のこと? 考えないと言えば嘘になるけど、スコアメイクの一番の敵はビッグマネー。それを肝に銘じて、明日からは結果を気にせずただ60台のスコアを目指す。それだけをやり遂げたい」と気を引き締めた40歳。果たしてベテランの目論みが実現するのか注目だ。

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