23歳J.パリーが首位堅守も全米プロ王者が肉薄!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/10 09:40
今季2勝目を目指し首位を走るジョン・パリー(英)に、今年の全米プロゴルフ選手権チャンピオンなどビッグネームが迫っている。
欧州ツアーのアルフレッド ダンヒル・リンクス選手権は現地時間9日、スコットランドの名門セントアンドリュース=SA、カーヌスティー=C、キングスバーン=KB、計3コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップに躍り出た23歳のパリーがカーヌスティで1アンダー71をマークし、通算13アンダーでトーナメントリーダーの座を守った。
2打差の2位タイに今年の全米プロ王者マーティン・カイマー(独/C)とアルバロ・キロス(スペイン/C)が続き、通算9アンダー単独4位にダニー・ウィレット(英/KB)、通算8アンダー5位タイにリー・ウェストウッド(英/C)ら3人。さらにパドレイ・ハリントン(アイルランド/C)が通算7アンダー8位、グラエム・マクドウェル(北アイルランド/C)は通算6アンダー9位タイにつけている。
2週間前の新設トーナメント、ビベンディ・カップでツアー初優勝を飾った23歳のルーキーが、今やメジャーチャンピオンや世界ランカーを相手に堂々の優勝争いを演じている。「今日は風も強かったし、タフなコースなのでイーブンパーで切り抜けられれば上出来だと思っていた。明日はいよいよセントアンドリュースでの決戦(最終日は全員がメインコースのセントアンドリュースでプレー)。初優勝したときと同じようにミラクルを起こしたいね」と意気込みを見せた。世界ランク177位の伏兵が逃げ切Vでシーズン2勝目を狙う。