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美香、2連勝&米初Vならず… 藍27位タイ 優勝はK.ハル

更新日:2022/10/26 00:57
美香、2連勝&米初Vならず… 藍27位タイ 優勝はK.ハル

 

 日米2週連続優勝とアメリカ初Vが期待された宮里美香だが、残念ながら逆転での“ダブル戴冠”は叶わなかった。

 米女子ツアーのナビスターLPGAクラシック(アラバマ州、RTJゴルフトレイル)は現地時間10日、最終ラウンドの競技を終了。“今もっとも勢いのあるプレーヤー”と現地でも高評価を受ける宮里美香が4位タイからの逆転優勝を狙ったが、3バーディ、1ボギーの2アンダー70と平凡なスコアに終わり、通算15アンダー8位タイで4日間の競技を終了した。

 前週の国内公式戦・日本女子オープン選手権でプロ初優勝を飾り、今大会2日目にはコースレコードタイの9アンダー『63』と爆発。予選ラウンドを首位タイで終え注目を集めたが、決勝ラウンドの2日間は思うようにパットが決まらずスコアを伸ばすことができなかった。それでも先月のP&G NWアーカンソー選手権の単独3位に続き米ツアーで出場2試合連続トップ10入り。しかもその間に日本でのメジャー制覇をはさんでおり、今まさに伸び盛りだ。本人も「日本で初勝利を挙げたので、今度は米国でも勝ちます!」と力強く語っているだけに、佳境に入った米ツアー終盤戦も優勝戦線を賑わしてくれるに違いない。

 一方、17位タイからスタートした宮里藍は最終日5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフでイーブンパー72止まり。通算9アンダー27位タイと順位を下げての終戦となった。

 優勝はキャサリン・ハル(豪)で通算19アンダー。08年のCNカナディアン・オープン以来となるツアー通算2勝目を飾った。4日間を通してボギーわずか1つと安定感抜群のゴルフ。最終日もノーボギーの5アンダー67で回り、「ハードワークが報われました。パットにもあまり過大な期待をかけなかったのが勝因」と約2年ぶりの優勝を喜んだ。1打差の2位にブリタニー・リンシコム(米)が入り、この日単独トップで出たクリスティー・カーはイーブンパー72とスコアを伸ばせず通算17アンダー3位タイに終わっている。

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