サバイバルレースが続く米男子ツアー 21歳R.ファウラーも参戦
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/14 11:17
来季のシード権がかかる賞金ランク125位以内を目指す選手たちを中心に、激戦が繰り広げられている米男子ツアーのフォールシリーズ。その第3戦、フライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州、コードベールGC)が現地時間14日に開幕する。同シリーズも今大会を含め残り3試合となり、尻に火のついた男たちが目の色を変えて乗り込んでくる。
今季は、例年1,000万ドル(約8億2,000万円)以上を稼ぐタイガー・ウッズ(米)がまさかのシーズン未勝利に終わり、ボーダーラインの金額がグンと上がっているのが特徴だ。最近の賞金ランクの動きで目につくのは、前週マクグラドレー・クラシックで9位タイと健闘したアーロン・プライス(豪)が10人をゴボウ抜きして125位に浮上。前週まで125位のボーダーライン上にいたウェブ・シンプソン(米)も、マクグラドレーで12位タイに入ったことで13ランクアップして112位となっている。
現在の賞金ランク106位から140位までの35人が今大会には出場するため、このあたりに注目するのも興味深い。110位の今田竜二も来季のシード権が確定しておらず、ここからは1戦1戦が必死の戦いとなる。また、栄誉ある欧米決戦ライダーカップに初出場を果たした21歳リッキー・ファウラー(米)も出場。こちらは賞金ランキング32位と来季シードは安泰だが、シーズンを良い形で締めくくろうと意欲満々で今大会に臨む。