藍、屈辱のブービー77位… 上位は海外勢が独占
更新日:2011/02/13 17:29
掲載日:2010/11/06 16:04
日米両女子ツアー共催のミズノクラシックは6日、三重県の近鉄賢島カンツリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を行い、首位タイスタートの申ジエ(韓)が6アンダー66で回り通算13アンダー単独トップ。2打差の単独2位にこの日ノーボギーの8アンダー64と爆発したステイシー・ルイス(米)が続いている。一方、初日40位タイと出遅れていた宮里藍は7オーバー79の大乱調。出場78選手中“ブービー”となる通算7オーバー77位まで転落してしまった。
上位が海外勢に独占される中、日本選手をけん引する立場の宮里にとっては屈辱の第2ラウンドとなった。インスタートの11番でボギーが先行すると、前半9ホールだけでまさかの5オーバー。後半に入っても立て直すことができず、6番と最終9番でボギーを重ねる。結局この日はバーディなしの5ボギー、1ダブルボギーでホールアウト。国内ツアーでは2005年のフジサンケイレディスクラシック最終日以来となる『79』の大叩きを演じてしまった。予選落ちがない今大会だが、米ツアーで今季5勝を挙げた宮里の強さを残り18ホールで見ることはできるのか…?
第2ラウンドを終え佐伯三貴が通算10アンダー3位タイと日本勢最高位につけているが、同じ3位タイにヤニ・チェン(台)、通算9アンダー5位にモーガン・プレッセル(米)、通算8アンダー6位にミーナ・リー(韓)と上位はやはり海外勢。海外常駐組の宮里美香と上田桃子、国内組の有村智恵と馬場ゆかりが通算7アンダー7位タイにつけている。昨季賞金女王の横峯さくらは通算3アンダー28位タイ。