アジアで欧州賞金王争い過熱! 日本勢6名も参戦
更新日:2010/11/11 11:49
掲載日:2010/11/11 11:16
欧州ツアー賞金王タイトルを争うマーティン・カイマー(独)とグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が、現地時間11日に開幕するバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGC)で激突する。
今季賞金ランク1位のカイマーは、8月の全米プロゴルフ選手権以来、KLMオープン、アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権と出場3試合連続優勝。2位のマクドウェルは2週前のアンダルシア・バルデラマ・マスターズで今季3勝目を挙げ、賞金差を約53万ユーロ(約6,000万円)とした。この2人がアジアを舞台に火花を散らすことになる。
「この大会を目標にしてきた。シンガポールは良いプレーができると分かっていたからね。(5位タイに入った)昨年大会でこの地は本当に自分に合っていると感じたよ」とマクドウェルが自信をのぞかせれば、カイマーも負けてはいない。「グラエムは2週間前のバルデラマで本当に良いプレーをしていた。予選ラウンドを一緒に回ったけど、ファンタスティックなゴルフだったよ。勝たないほうが驚きという感じだったからね。でもツアーは常に世界中のトッププレーヤーとの戦い。もちろん僕は自分のゴルフに集中するだけさ」と、マイペースを貫いて賞金王タイトルへ突き進む。
その他、前週のWGC-HSBCチャンピオンズを制したフランセスコ・モリナリ(伊)、17歳の新星マッテオ・マナッセロ(伊)など旬なイタリア勢を筆頭に、注目選手が多数出場。日本勢からは海外経験豊富な丸山茂樹をはじめ、アジアンツアーのシード選手である平塚哲二と市原広大、今季国内ツアー1勝の谷原秀人、そして原口鉄也、岩田寛の総勢6名が参戦する。