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賞金女王逃したさくら「最終戦は連覇で飾りたい!」

更新日:2010/11/22 17:38
賞金女王逃したさくら「最終戦は連覇で飾りたい!」

 

 国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは21日、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山を舞台に最終ラウンドの競技を終了。16位タイからスタートした現在賞金ランク2位の横峯さくらがスコアを3つ伸ばすも通算7アンダー7位タイに終わり、賞金ランクトップのアン・ソンジュ(韓)が今季の賞金女王となることが決定した。なお、大会の優勝者は金ナリ(韓)で通算13アンダー。

 この日の横峯は3番でバーディを奪うと、5番、6番で連続バーディ、さらに9番で前半4つ目のバーディをマーク。ボギーなしの4アンダーと安定したゴルフでバックナインに突入する。後半の11番をバーディとした時点で首位に2打差まで迫ったが、15番で痛恨の3パットを喫し初ボギー。さらに最終18番でもボギーを叩き、逆転優勝を果たすことはできなかった。

。さらに最終18番でもボギーを叩き、逆転優勝を果たすことはできなかった。

 前週までの賞金ランクでは、1位アンと2位横峯との賞金差は約3,500万円。横峯にとっては優勝賞金1,800万円の今大会と、優勝賞金2,500万円のシーズン最終戦で2連勝しなければ逆転の可能性はない状況だった。ちなみに、国内女子ツアーでの外国人選手による賞金女王獲得は1991年のト阿玉(台)以来19年ぶり。さらに韓国人選手の賞金女王はアン・ソンジュが初めて。

 逆転での2年連続賞金女王の望みは絶たれた横峯だが、戦いはまだ終わったわけではない。次週にはシーズン最後の大会にして今季公式戦最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが控えているのだ。今季のツアー競技優勝者と賞金ランク上位25名のトップ選手が一堂に会するこの“頂上決戦”に、横峯はディフェンディング・チャンピオンとして出場予定。「賞金女王は逃したけど、シーズン最終戦はなんとしても連覇で飾りたい」と2010年の有終の美を誓った。

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