遼がサンタにお願い! 「身長5センチ」
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/25 11:59
シーズンオフに入ってもテレビマッチの収録、CM撮影と休む間もなく精力的に活動を続けている石川遼。クリスマスイブの24日には地元・埼玉県松伏町で行われている自身のチャリティ写真展の会場を訪れ、寄付金と目録を贈呈した。
日頃から「彼女も要らない。休みも要らない」と、“ゴルフが恋人”宣言を前面に押し出している石川だが、記者から「クリスマスのプレゼントを貰えるなら何がいい?」という質問が飛び出すと「身長があと5センチ欲しい」と即答。15歳でツアー初優勝を飾ったときは170センチにも満たない高校1年生だったが、19歳となった現在では身長175センチ。この1年でも「1センチ伸びている」というが、海外ツアーなどで屈強な外国人プレーヤーが楽々と330〜340ヤードを飛ばす姿を目の当たりにし刺激を受けているのだろう。
かつて米男子ツアーのシード選手だった田中秀道が「一度で良いからタイガー・ウッズやビジェイ・シンの体になって球を打ってみたい」と話していたことがあるが、今の石川なら田中の気持ちがよく分かるはず。とはいっても、ゴルフは体格やパワーだけが全てではない。「タイガーが世界No.1に君臨しているのはアプローチやパターが上手いから。決してショットだけの力じゃない。誤解しちゃいかん。見習うべきはショートゲームの方だよ」と語るのはグランドスラマーのゲーリー・プレーヤー氏。石川には身長より小技を磨いて「20歳でマスターズV」の目標に挑んでもらいたい。