イタリアの“神童”が遼にライバル宣言!/ロイヤルT
イタリア出身の17歳、マッテオ・マナッセロが日本の石川遼に対して堂々とライバル宣言を繰り出した。
現地時間7日に開幕するアジア選抜と欧州選抜による対抗戦、ザ・ロイヤルトロフィ(タイ、ブラックマウンテンGC)に欧州チームの一員として出場するマナッセロは、同じ10代ゴルファーでありアジアチームの中心メンバーである石川との対戦を熱望。大会開幕を直前に控えゴルフファンが日本とイタリアの10代対決に興味を抱く中、自信満々のコメントを出している。
昨年11月の世界ゴルフ選手権(WGC)HSBCチャンピオンズで、石川と初めて顔を合わせたマナッセロ。「僕が欧州選抜に選ばれると聞いた時からリョウと再び会えることをずっと楽しみにしてきたんだ。僕とリョウは歳も近いし、共通点も多くある。若いプレーヤーが同じトーナメントに出場すると互いに惹かれ合うものなんだよ」と、2歳年上の石川との再会を待ち望んでいた様子。
さらに「僕が欧州選抜、リョウがアジア選抜に決まってから、多くのゴルフファンは(大会最終日の)シングルスで僕たち2人が戦うこと望んでいたようだけど、僕が一番それを望んでいるんだ。リョウだってきっとそうさ。注目のティーンエイジャー同士がシングルスで激突するのは最高に面白いと思うよ」と、ライバル石川に挑戦状を叩きつけた。
昨年10月に17歳188日という若さで欧州ツアー最年少優勝を飾ったマナッセロは、ゴルフの本場米国でも“Wonder Kid(神童)”と呼ばれる期待の若手プレーヤーだ。一方の石川も、昨年5月の中日クラウンズ最終日でギネス記録にもなったツアー最少ストローク『58』をマークし、世界のゴルフシーンにその名を轟かせている。現時点で最終日に行われるシングルスの対戦者は決まっていないが、仮に石川 vs. マナッセロの10代対決が実現すれば大会最注目の戦いになることは間違いない。