ソニー・オープンに決意を持って臨むJ.パーネビック
更新日:2011/01/11 12:40
掲載日:2011/01/11 12:36
イエスパー・パーネビック(スウェーデン)のゴルフ生命をかけた戦いが始まる。
米ツアー5勝を挙げ、2000年には世界ランキング8位にまでなったスウェーデン男子選手のパイオニアとも言えるパーネビックだが、ここ5年間は故障に苦しんでいた。特に昨季は2月のノーザン・トラスト・オープンに出場して以来、腰痛の影響でツアーを離れていた。結局、11月のチルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックまで治療と休養に専念し、この大会も72位タイ。2010年は5試合しか出場しないまま、シーズンを終えてしまった。
今季は生涯で1度だけ使うことのできるキャリアマネー(生涯獲得賞金)50位以内の資格でツアーに出場することを決意。現地時間13日に開幕するソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)に出場する。
「この先、ゴルフができるかどうかがかかっているんだ。もしこの(故障の)ためにできないのなら無理だろう。最もつらい挑戦をしなくてはならないんだ」と、心のうちを明かしたパーネビック。決して状態が万全というわけではないだけに、悲壮な覚悟でプレーすることになる。