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ベネズエラのルーキーが首位タイ浮上! 今田30位タイ

更新日:2011/01/21 12:31
ベネズエラのルーキーが首位タイ浮上! 今田30位タイ

 

 米男子ツアーのボブホープ・クラシック(カリフォルニア州、PGAウエスト他)は現地時間20日に第2ラウンドの競技を行い、2位タイスタートのジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)が5アンダー67をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、ブー・ウィークリー(米)と並び首位タイに立った。

 ツアールーキーのヴェガスはベネズエラ出身の26歳。「子供の頃はプラスチックのボールや石ころなど、家の周りにあるあらゆるものを打っていた。窓ガラスを割ったりして大変だったけど、それがゴルフの始まりだったね」と笑いながら語る。昨季はネイションワイドツアー(下部ツアー)で賞金ランク7位。ベネズエラ人として初めてPGAのツアーカードを手にしたプレーヤーだ。17歳で故郷を離れ、2002年から米国に移住しテキサス大学に入学。英語とゴルフの腕を磨き、徐々に頭角を現してきた。昨季ネイションワイドツアーの部門別ランクで3位タイに入ったドライバー飛距離(平均312.9ヤード)を武器に、レギュラーツアーでも大暴れしてくれそうだ。

 一方、初日10位タイと好スタートを切っていた今田竜二は4バーディ、3ボギーの1アンダー71とスコアを伸ばしきれず、ディフェンディング・チャンピオンのビル・ハース(米)らと並び通算7アンダー30位タイ。残り3日間での上位進出に期待がかかる。

 なお、米男子ツアーで唯一の5ラウンド競技であるボブホープ・クラシックは5日間90ホールを回り、72ホール終了時点で予選カット、メインコースのPGAウェスト・パーマーCの他3コースが使用されて行われる。

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