今田後退 好調のC.ビジェガスが堅首!
初日3位タイと好調な滑り出しを切った今田竜二だが、2日目はスコアを伸ばせず順位を落とした。
米男子ツアーの西海岸シリーズ最終戦ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州TPCスコッツデール)は現地時間26 日、第2ラウンドの競技を行った。だが、日没のため全員がホールアウトできずにサスペンデッドが決定。そんな中、前日単独トップ発進のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が2アンダー69にスコアをまとめ、通算11アンダーで暫定ながら首位(タイ)の座を守った。そのビジェガスに上がり4ホール連続バーディで並びかけたのがマーク・ウィルソン(米)。「こんなにバーディを量産出来るとは思ってもみなかった」と笑顔を弾かせた。
また前半だけで6バーディを奪ったアンソニー・キム(米)が通算10アンダーとし、話題のルーキー、リッキー・ファウラー(米)、ライアン・ムーア(米)と並び暫定3位タイの好位置に浮上。通算9アンダー暫定6位タイにスペインの飛ばし屋アルバロ・クイロス、ブラント・スネデカー(米)、マシュー・ゴギン(豪)に加え、シニア入りしているトム・レーマン(米)らが続いている。
ツアー屈指の大ギャラリーを誇る今大会。人々の目当てはアリゾナ在住のフィル・ミケルソン(米)。だが2日目も前半(10番スタート)はボギーが先行する苦しい展開。それでも後半3連続バーディを奪って持ち直し、2日連続で3アンダー68をマークすると、通算6アンダー暫定24位タイへ順位を上げた。「後半はようやく思うようなプレーができた。ショットは良いけれど、まだパットはしっくりいっていない。後半のいい流れのまま、明日チャージして日曜日には優勝を争えるようなポジションに居たい」と、上位進出に意欲を見せた。
一方、初日好プレーで飛び出した今田だったが、2日目は2バーディ、2ボギーのイーブンパー71止まり。通算6アンダーはミケルソンらと同じ暫定24位タイへ後退。得意のパットが不発だったことがスコアを伸ばせなかった最大の要因。3日目は持ち前のショートゲームを立て直し、再浮上してもらいたい。