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藍、好位置キープ! 桃子も急浮上

更新日:2022/10/26 00:57
藍、好位置キープ! 桃子も急浮上

 

 宮里藍が好調なプレーを維持している。

 米女子ツアー今季開幕第2戦HSBC女子チャンピオンズはシンガポールのタナ・メラCCを舞台に現地時間の26日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位グループに1打差の5位タイと好発進を切った宮里(藍)は、難コンディションに各選手ともスコアメイクに苦しむ中1アンダー71にスコアをまとめ、通算4アンダーでトップに並ぶアンジェラ・スタンフォード(米)とキム・ソンヒ(韓)に1打差の3位タイと好位置をキープした。

「今日は少し浮き沈みがあった」と4バーディ、3ボギーのラウンドを振り返った宮里(藍)。もし2週連続優勝を達成すれば、2年前にロレーナ・オチョア(メキシコ)が達成した4連勝以来の連勝記録となるが「優勝スコアを想定するようなことはしません。とにかく目の前のショットに集中する自分のゴルフを貫くだけ」と残り2日、無欲で駆け抜けることを胸に誓った。

 奇しくも同じ3位タイには前週のホンダPTT LPGAタイランドで最後まで優勝を争ったスーザン・ピーターセン(ノルウェー)がつけており、今週も宮里&ピーターセンを含む上位陣が最後まで息をつかせぬ接戦を繰り広げることになりそうだ。

 また同じ3位タイには現在49歳のジュリー・インクスター(米)がつけており、もし彼女が優勝すれば03年にベス・ダニエル(米)が46歳で勝って作った最年長V記録を大幅に塗り替えることになる。

 宮里(藍)以外の日本勢は、上田桃子が大健闘。一昨年の今大会に初挑戦したとき、舞台のタナ・メラCCを「これまでプレーした中で一番難しい」と表現した上田だが、第2ラウンドでは前半5連続バーディを奪う猛攻でリーダーボードを駆け上がると、トップ10浮上かと思わせた。しかし終盤3連続ボギーで4アンダー68にとどまった。それでも49位タイから15位タイにジャンプアップし、ここ2年での成長を実感させるラウンドとなった。

 その他「今年は海外に積極的に挑戦する」と語っている横峯さくらが通算イーブンパーで21位タイ。宮里美香は通算1オーバーでミッシェル・ウィー(米)らと並び27位タイ。諸見里しのぶは通算2オーバー32位タイにとどまり、有村智恵は通算4オーバー45位タイに低迷中。

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