昨季マスターズ王者のP.ミケルソンが意気込み語る
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/02 12:11
米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンで単独2位に入ったフィル・ミケルソン(米)が、例年以上に前向きな姿勢をみせている。
96年、05年と2度優勝しているウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(現地時間3〜6日、アリゾナ州TPCスコッツデール)を前に、抱負を語ったミケルソンの表情はどこまでも明るい。
昨季はマスターズにこそ優勝したが、その後は勝利なし。エイミー夫人や母・メアリーさんの乳がんとの戦いもあり、ボロボロに疲れていた。昨季を振り返ったミケルソンは、「すごく大変だった。ゴルフや子供たちのこと、すべてを考えると…」とコメント。しかし現在はこの状態から抜け出したようで、「今のエイミーと僕は、いいスタンスにいると思うんだ。様々な点で去年より自分たちらしくいられているからね。だから今年はすごくエキサイトしている」と、辛かった過去を吹っ切り、ポジティブに生きられていると話した。
昨季は何度も世界ランキングNo.1になるチャンスがありながら、現在は4位に甘んじているミケルソン。「去年は思うようにシーズンを終わらせられなかった。今年も勝って始めたかったんだけど…。それでも優勝のチャンスはあったからね、いいゴルフができたと思うよ。これを今週への弾みにしたい。とにかく西海岸で勢いをつけてマスターズに臨みたいんだ」と、マスターズ連覇に向けて意気込みを語っている。