M.ウィルソン早くも今季2勝目! 今田は13位タイ
更新日:2011/02/10 21:42
掲載日:2011/02/08 12:13
マーク・ウィルソン(米)が、プレーオフを制し今季2勝目を挙げた。
現地時間7日、悪天候の影響で大幅に進行が遅れていた米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州、TPCスコッツデール)は、前日に日没サスペンデッドとなっていた最終ラウンドを再開。暫定首位でスタートしたマーク・ウィルソン(米)と、15番からの再開後に2バーディを奪ったジェイソン・ダフナー(米)が通算18アンダーで並びプレーオフへと突入した。プレーオフ1ホール目の18番はともにパーと譲らなかったが、2ホール目の10番でウィルソンがバーディパットを沈め決着。長い戦いにようやく終止符が打たれた。
今季3戦2勝と絶好調のウィルソンは、「流れに任せてエンジョイしただけで、シーズン中ずっとそうしていたいと思ってる。できるだけ流れに乗ってたいよ」と白い歯を見せた。また、前日に日没までプレーしていたことで、全米中の注目が集まるNFLのスーパーボウルを15分しか見られなかったことを明かし、「思っていたよりナーバスになってしまった。あまりよく眠れなかったのは、翌日の不安とスーパーボウルの興奮のせいかな」と冗談交じりに振り返っている。
その他の上位陣は、通算16アンダーの3位タイにビジェイ・シン(フィジー)とマーティン・レアード(スコットランド)。単独3位以上ならタイガー・ウッズ(米)を抜いて世界ランクNo.3となれたフィル・ミケルソン(米)は、決勝ラウンドに入ってからふるわず、通算10アンダー29位タイに終わった。
また日本勢で唯一出場した今田竜二は、第1ラウンドから最終ラウンドまで60台を並べる安定したゴルフを披露。通算13アンダー13位タイの好成績で大会を終えている。