米シニアは地元B.ランガーに注目 尾崎も今季初出場
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/11 14:43
ベルンハルト・ランガー(独)が自宅から8分のコースで大会連覇を狙っている。
米チャンピオンズツアーのアリアンツ選手権が現地時間11日、フロリダ州ボカラトンにあるオールドコース at ブロークン・サウンドを舞台に開幕する。フロリダ在住のランガーにとって地元開催の大会は何よりも嬉しいようだ。「自分のベッドで眠れて家族や友人たちに囲まれて過ごせる。私の自宅からコースまでは8分さ。これ以上のことはないよ」としみじみ語る53歳。年中世界を飛び回り、自宅で眠れるのはわずかな日数という旅から旅へのプロ生活を送ってきた男の言葉だけに重みがある。
昨年大会ではジョン・クック(米)とのプレーオフにもつれ込み、バンカーからの劇的なチップインイーグルで優勝を飾ったランガー。そんなドラマチックな記憶があるだけに、ディフェンディング・チャンピオンとして臨む今年は連覇に闘志を燃やしている。一方、昨年の雪辱を期すクックは今季開幕戦の三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライを制しており、今大会での2人の戦いも激しいものなりそうだ。
なお、日本勢では米チャンピオンズツアーのシード権を保持する尾崎直道が出場。悲願のアメリカ初優勝を目指し今季初戦に挑む。