Y.ツェン、2週連続Vと世界No.1に王手!
更新日:2011/02/13 17:06
掲載日:2011/02/13 08:05
欧州、豪州両女子ツアー共催のANZ RACV レディースマスターズ(豪州、RACVロイヤルパインリゾート)は現地時間12日に第3ラウンドの競技を行い、2位からスタートしたヤニ・ツェン(台)が9バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで9アンダー63をマーク。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、後続に3ストローク差をつけ単独トップに躍り出た。
前日首位タイのステイシー・ルイス(米)はスコアを5つ伸ばしたものの、ツェンに逆転を許し通算17アンダーの2位に後退。地元ロイヤルパインリゾートで絶大な声援を受けるホール・オブ・フェイマーのカリー・ウェブ(豪)が通算11アンダー15位タイにつけ、日本勢唯一出場の上田桃子は通算5アンダー63位タイと下位に沈んでいる。
ツェンはディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ前週のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで大会連覇を達成。その結果により、ロレックスランク(女子世界ランク)で5位から2位へと浮上していた。現世界ランク1位の申智愛(韓)が試合に出場していないため、仮にツェンが今大会で優勝すれば申を抜いてNo.1の座につくことになる。3打差首位の独走態勢で迎える最終日、果たしてツェンは2週連続Vと世界ランク1位の栄冠をつかむことができるのか。