ルーキーK.スタンレー、南ア勢猛追も単独トップ!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/03/05 10:58
米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦、ザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州、PGAナショナル)は現地時間4日、日没サスペンデッドとなっていた第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。昨年のQスクール(プロテスト)で上位に入り、今季レギュラーツアーに本格デビューした新人のカイル・スタンレー(米)が通算6アンダーで単独トップに躍り出た。
前日に引き続き強い風が吹く難しいコンディションの中、正確なアイアンショットを武器に第2ラウンドで4つスコアを伸ばしたスタンレー。新人らしからぬ落ち着いたプレーが光ったが、1打差の2位には第2ラウンドのベストスコア6アンダー64をマークしたローリー・サバティーニ(南ア)、3打差の3位にチャール・シュワーツェル(南ア)の“南ア包囲網”が迫っている。混戦が予想される週末、スタンレーとしてはステディなゴルフで最後まで優勝争いに食らいついていきたいところだ。
2年ぶりのツアー通算6勝目を狙うサバティーニからは「今日はたまたま上手くいったけど、これだけ難しいコンディションだと残り2日イーブンパーでも上出来な気がする」と、ビッグマウスでならす彼にしては珍しく謙虚な発言が飛び出しており、現段階では誰が有利なのかさえ判断がつかない。
その他上位陣は、通算2アンダー4位タイにリッキー・バーンズ(米)、ジェリー・ケリー(米)、トミー・ゲイニー(米)、スチュアート・アップルビー(豪)が続き、通算1アンダー8位タイに昨季賞金王のマット・クーチャー(米)、世界ランクNo.1再浮上を目指すリー・ウェストウッド(英)ら強豪が控え、虎視眈々とリーダーボードの最上段を狙っている。