さくら3位タイ好発進! 3年前の雪辱なるか!?
国内女子ツアーの今季第2戦ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは11日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2年ぶりの賞金女王奪回を目指す横峯さくらが4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、首位タイのイ・ボミ(韓)&宋ボベ(韓)に1打差の3位タイと好位置につけた。
1番のスタートホールでバーディを先行させた横峯は、前半スコアを2つ伸ばし首位争いに加わりながらハーフターン。後半に入ると14番までスコアカード通りのプレーが続いたが、15番パー5でこの日4つ目のバーディを奪いトーナメントリーダーとなる。しかし、終盤17番でボギーを叩き2アンダーでホールアウト。先に3アンダーで第1ラウンドを終えていた韓国勢2人を1ストローク差で追う形となった。
横峯は同トーナメントが新規開催として始まった2008年大会で、申ジエ(韓)とのプレーオフに敗れ優勝を逃した苦い経験がある。しかもこの時は単独トップで最終18番ホールを迎えながら、1メートルにも満たないウイニングパットを外したことでダブルボギーフィニッシュとなり、申に追いつかれた挙げ句プレーオフで涙をのむという悪夢のような結末。さらに2009年は6位タイ、2010年は5位タイと新規開催から3大会連続トップ10入りを果たすも、あと一歩のところで栄冠へは手が届いていない。「(3年前のリベンジは)簡単じゃないと思うけど、自分自身のプレーをして最終的にそうなればいい」と静かな闘志を燃やす25歳が、“優勝”の二文字を目指し残り2日間の戦いに臨む。
その他上位陣は、横峯と並ぶ3位タイに佐伯三貴、大山志保など7人がつけ、1アンダー71の10位タイに有村智恵ら。前週のシーズン開幕戦を制した朴仁妃(韓)はイーブンパー72で14位タイからのスタートとなっている。