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R.ジャクリン一歩リードも上位は混戦模様

更新日:2022/10/26 00:57
R.ジャクリン一歩リードも上位は混戦模様

 

 欧州ツアーのシチリアン・オープン(イタリア、ドナフガータゴルフリゾート&スパ)は現地時間19日、第3ラウンドの競技を終了。前日トップのアンソニー・ウォール(英)が足踏みする間に、2位タイにつけていたラファエル・ジャクリン(仏)が66-69-69と3日連続60台で回り通算9アンダー単独首位に躍り出た。

 ジャクリンが一歩リードしたとはいえ、上位はトップから4打差までに13人がひしめく混戦模様。通算8アンダーの単独2位にウォールが踏ん張り、通算6アンダー3位タイにフィリップ・プライス(ウェールズ)、ジェイミー・エルソン(英)の2人。通算5アンダー5位タイにクリス・ウッド(英)、サイモン・ダイソン(英)、ホセ・マニュエル・ララ(スペイン)らが続いている。

 首位に立ったジャクリンはツアー通算2勝の経験がある中堅プレーヤー。だが最後に勝ったのは2007年のBMWアジアン・オープンで、それ以降勝ち星なし。この日は途中までジャクリンとウォールのシーソーゲームが繰り広げられていたが、終盤2人とも失速し後続に差を詰められた。それでもジャクリンは「自分のゴルフに集中することだけを考えた。ショットの調子がすこぶる良いから気分的には最高」と手応えを強調。「新しいドライバーが好調だし、グリーン上で我慢も出来ている。明日も粘り強くチャンスを作ってバーディを重ねていきたい」と4年ぶりの勝利に意欲を見せている。

 なお、前日トップ10圏内に浮上していた昨年のライダーカップ欧州チーム主将、コリン・モンゴメリー(スコットランド)はこの日スコアを伸ばせず、通算4アンダー14位タイに後退した。

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