タイガー出遅れ! 遼、勇太も試練のスタート
更新日:2011/03/25 13:23
掲載日:2011/03/25 11:10
米男子ツアー、アーノルド・パーマー招待(フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)の第1ラウンドの競技が現地時間24日に行われ、強風の影響でスコアが伸び悩む混戦模様の中、ただ一人6アンダー66でプレーしたスペンサー・レビン(米)が単独首位に立った。以下は3打差の3アンダー69の2位タイにリッキー・ファウラー(米)とハンター・メイハン(米)の2人、2アンダー70の4位タイに11人がひしめく展開となっている。
一方で、同大会過去6勝を誇り復活優勝のかかるタイガー・ウッズ(米)は、3バーディ、4ボギーの1オーバー73で、首位から7打差の31位タイ発進となり渋い顔を見せた。また、対照的に、ライバルのフィル・ミケルソン(米)は2アンダー70でプレー。強風の中でも安定したゴルフで首位に4打差4位タイと、優勝が狙える位置につけ好スタートを切った。
マスターズを2週後に控えた大事な時期のビッグイベント。優勝すれば御大アーノルド・パーマー(米)から直接祝福されるとあって、誰もが勝利に執念を燃やしている。さらに、マスターズ出場権のかかる世界ランクトップ50入りをねらう選手も多く、まさにサバイバル。1ストロークの重みがいつも以上にのしかかかる戦いが続く。
その他では、世界ランク55位のマッテオ・マナッセロ(伊)は2オーバー74で46位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス(南ア)は3オーバー75で63位タイと出遅れている。
日本勢は、石川遼が2バーディ、4ボギーの2オーバー74でマナッセロと同じ46位タイ。また池田勇太は6番パー5での『11』を含めて12オーバー84の大叩き。最下位でこの日を終え試練の一日となっている。