宮里美香、暫定4位タイ発進! 首位はA.ブルーメンハースト
宮里美香が米女子ツアー初優勝に向けて好スタートを切った。
現地時間24日、メジャー前哨戦でもあるキア・クラシック(カリフォルニア州、パシフィック・パームズ・リゾート)第1ラウンドの競技が行われ、宮里美香はパットが好調で6バーディ、3ボギーの3アンダー70でホールアウト。首位のアマンダ・ブルーメンハースト(米)に4打差ながら4位タイで、世界ランキング2位の申智愛(韓)らと並び追撃体制を整えている。
宮里藍も5バーディを奪ったが、18ホールでパット数は33。ボギーも4つ叩いて1アンダー72。ブルーメンハーストから6打差の17位タイと出入りの激しいゴルフに疲れた表情を見せた。
上田桃子はボギーが先行する苦しい戦いを強いられた。1番でボギーとすると、8番はバーディでイーブンに。9番で再びボギーで、すぐさま10番のバーディで取り返したが、15番、17番でボギーを重ねてしまう。最終18番こそバーディを奪い意地を見せたが、結局1オーバー74で49位タイ。1ストロークに多くの選手がひしめく初日は出遅れてしまった。また、一昨年にひじ痛で撤退を強いられた同ツアーの復帰を目指してプレーしている大山志保も、2オーバー75で64位タイと出遅れている。
首位のブルーメンハーストは14番まで3アンダーでプレーした後、ここから4連続バーディのスーパーフィニッシュを見せた。ツアー参戦2年目で未勝利の選手だが、アマチュア時代には2008年全米女子アマ優勝も経験している実力者。待望のプロ初優勝に向けて最高のスタートとなった。そして、1打差の2位にサンドラ・ガル(独)。さらに1打差の3位にはミッシェル・ウィー(米)が続いている。
また、世界ランクNo.1のヤニ・ツェン(台)は、2アンダー71で10位タイ。3試合連続優勝がかかるカリー・ウェブ(豪)は、宮里藍と同じ1アンダー72で17位タイとなっている。
なお、最終組で回ったドリ・カーター(米)が、最終ホールを残して日没サスペンデッドとなったため、順位は暫定となっている。