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A.キム『64』で67人ごぼう抜き! 今田はまさかの予選落ち

更新日:2022/10/26 00:57
A.キム『64』で67人ごぼう抜き! 今田はまさかの予選落ち

 

 昨年栄冠に輝いた思い出の大会で復活を誓うアンソニー・キム(米)が怒濤の8バーディで67人をごぼう抜きした。

 マスターズ前哨戦でもある米男子ツアー、シェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGC)は現地時間4月1日、第2ラウンドの競技を終了。初日69位タイと出遅れていたディフェンディング・チャンピオンのキムはこの日、2つのチップインを含む8バーディを奪う猛攻で8アンダー64と爆発。通算8アンダーとし、単独首位のルーキー、クリス・カーク(米)に1打差の2位タイに浮上した。

「ここのところショットが悪くてフェアウェイをキープ出来ず、ラフや林の中からばかり打っていたけれど今日は曲がりなりにもフェアウェイにボールを置くことが出来た。それが大きかった。ようやくハードワークが報われ、全体的にゴルフが噛み合って来た」と連覇を狙える位置につけたキム。

 優勝者へのトロフィーのプレゼンターでもあるブッシュ元大統領が見守る中でのラウンドに「緊張? いや、むしろ元大統領に見てもらえて心強かった」と笑顔を浮かべたキム。記者から「18ホールで22パットは凄い」と賞賛されると「ホントに? 22パットだったなんて今知ったよ。昨日は50パットくらい打った気がするけれど、そういえば今日はストレスがなかった(笑)」と好調なラウンドに納得の表情を見せた。昨年はマスターズで優勝争いを演じたキムが、どうやら今年もこの時期にピークを合わせてきたようだ。

 その他、キムと同じ2位タイにジョンソン・ワグナー(米)がつけ、通算7アンダー4位タイにパドレイ・ハリントン(北アイルランド)ら。また世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)は高速グリーンを攻略し切れずにイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算4アンダーはフィル・ミケルソン(米)、フランセスコ・モリナリ(伊)らと並び21位タイへ後退している。

 日本勢唯一出場の今田竜二は初日21位タイとまずまずのスタートを切っていたが、2日目はまさかの大乱調。3バーディ、4ボギー、1トリプルボギーの4オーバー76と崩れ、通算1オーバーはカットラインに1打足りない81位タイまで順位を下げ、決勝ラウンド進出を逃している。

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