02年全米プロチャンプのR.ビーム、首位タイで今季初の予選突破!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/16 11:35
2002年の全米プロゴルフ選手権チャンピオン、リッチ・ビーム(米)がシーズン7戦目にして初めて予選を突破。しかも週末を首位タイと絶好のポジションで迎えることになった。
米男子ツアー、バレロ・テキサス・オープン(テキサス州、TPCサンアントニオ)は現地時間15日に第2ラウンドの競技が行われ、台風並みの強風が吹き荒れて各選手ともスコアメイクに苦しむ中、この日2アンダー70をマークした40歳のビームが通算3アンダーで首位グループの一角を占めた。
今季は開幕から6試合に出場し、すべて予選落ちという不本意な記録を更新中だったビームだったが「結果はともあれ、ここのところずっと調子は悪くなかったんだ。タフなコンディションの中、集中力をキープすることができ、今日はとても楽しいゴルフだった」と明るい表情で声を弾ませた。
この日の選手たちにとっての敵は強風だけでなく、ピンポジションも手強かった。しかし、ビームは「すべてのホール、すべてのショットに集中していかないと、すぐに大きなミスにつながる。グリーンも堅くてタフ。やり甲斐があるよ」と語った。
試合前にはコーチとスイングを入念にチェックしたというビーム。「クラブをインサイドに上げて、アウトサイドから下ろしていることに気づいたんだ。それを修正したら球筋が安定した。でもすべては日頃からコツコツ練習に励んで来た努力が報われたということ」。
首位に7人が並び、5打差に50人以上がひしめく混戦の中、果たしてビームの9年ぶりツアー通算4勝目なるか注目だ。