金庚泰、好発進! Y・E・ヤンは出遅れ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/29 13:46
日米両ツアーでそれぞれ戦う韓国人が、地元での戦い初日に明暗を分けた。
欧州・アジア両ツアー共催のバランタインズ選手権(韓国、ブラックストーンGC)は現地時間28日、第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66をマークしたダミアン・マッグレイン(アイルランド)が単独首位。3打差の7位タイにピタリとつけたのが、昨年の日本ツアー賞金王、金庚泰(韓)だ。日本でもいい人として人気があり、すっかりツアーの顔として定着しているが、今週は母国でひと暴れ。あわよくば欧州ツアー初優勝も手に入れようというスタートをきった。
対照的に、2009年全米プロゴルフ選手権でアジア人初のメジャー優勝を飾ったY・E・ヤン(韓)は、2バーディ、6ボギーと思うようなプレーができず、4オーバー76を叩いて105位タイと大きく出遅れてしまった。
また、先週のアジアンツアーで優勝し、世界ランクNo.1に返り咲いばかりのリー・ウェストウッド(英)は、17ホール目まで2アンダーでプレーしていたにもかかわらず、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩いてイーブンパー72で36位タイ。ラウンド中は再三、カメラのシャッター音やノイズに悩まされたがそのことは口にせず、「最初の15ホールはとてもいいプレーができた。バーディチャンスもたくさんあったのに入らなかっただけ。まだ優勝争いしているよ」と言い切った。
その他上位陣は、5アンダー67の2位タイにサンヒョン朴(韓)、リチャード・フィンチ(英)、フェリペ・アギュラー(チリ)がつけている。
尚、日本勢でただ一人出場している平塚哲二は1オーバー73で回り、アーニー・エルス(南ア)らと並んで53位タイとなっている。