本命T.レーマン、メジャー初戦で逆転優勝!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/05/09 11:46
今季絶好調で優勝候補筆頭のトム・レーマン(米)が最後に底力を見せつけ逆転で今季メジャー初戦を制覇した。
米チャンピオンズツアーのリージョンズ・トラディションは現地時間8日、アラバマ州、ショールクリークを舞台に最終ラウンドの競技を行い、この日3位タイからスタートしたレーマンと、5位タイからスタートしたピーター・シニア(豪)がともに通算13アンダーまでスコアを伸ばし、決着はプレーオフにもつれ込んだ。
両者パーで分け合い臨んだサドンデス2ホール目。無難にパーにまとめたレーマンに対しシニアはトラブルでギブアップ。賞金ランク1位を快走するレーマンがアリアンツ選手権、ミシシッピー・ガルフ・リゾート・クラシックに続くシーズン3勝目を飾った。
2日目から首位の座を守って来たマーク・カルカベッキア(米)が初Vを狙う重圧から後半崩れ、12番以降ダブルボギー1つ、ボギー3つを叩いてリーダーボードを転がり落ち混戦模様となる中、静かにノーボギーの3アンダー69をマークしたレーマンと日本でもお馴染みのシニアが抜け出したが最後はレーマンの貫禄勝ちだった。
通算11アンダー単独3位に、この日7アンダー65とチャージをかけたローレン・ロバーツ(米)、通算10アンダー単独4位にマイケル・アレン(米)が入った。カルカベッキアはジェイ・ハース(米)、ケニー・ペリー(米)、ニック・プライス(ジンバブエ)らと並び通算9アンダー5位タイに終わっている。
またここ3試合連続でトップ3入りを果たすなど好調だった尾崎直道は最終日、3連続ボギーを叩くなどふるわず1オーバー73止まり。通算11オーバー58位タイで終戦した。