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タイガーに続き前年王者T.クラークが途中棄権

更新日:2022/10/26 00:57
タイガーに続き前年王者T.クラークが途中棄権

 

 初日にタイガー・ウッズ(米)が左ひざの故障で棄権した“第5のメジャー”で、今度はディフェンディング・チャンピオンが棄権するというアクシデントが起きた。

 現地時間13日に行われた米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州、TPCソーグラス)第2ラウンド。連覇を狙ったティム・クラーク(南ア)が10ホール終了時点でひじ痛を訴え棄権を表明した。

 今季はこれまで4試合しか出場していないクラークだが、実は1月のソニー・オープン・イン・ハワイで2位タイに入って以来ひじの腱炎に悩まされており、今大会は4月のマスターズで2日連続73を叩き予選落ちを喫して以来のツアー出場だった。

「ここ数週間、ひじの具合は随分良くなかったのだが完治はしていなかった。今後は状況を見ながら、なるべく早く試合に復帰できれば…」と悲痛な表情を浮かべたクラーク。この日9番でラフからショットを打ったとき「プレーを続行出来ないほどの痛み」を感じ、第2ラウンドをホールアウトすることなくコースを後にせざるを得なかった。

 本来ならもう少し待ってから試合に復帰したいところだったが、昨年記念すべき米ツアー初優勝を飾った第5のメジャーだからこそ、無理を承知で参戦を決意。だが結果は故障箇所をさらに悪化させる事態となってしまった。それでも本人は「いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。前向きに進んで行く」と、一日も早い回復に努めることを胸に誓った。

 尚、大会終了後の優勝セレモニーには出席し、新チャンピオンを祝福する予定だ。

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