全米オープン出場宣言も悩みは深いタイガー
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/05/27 11:57
タイガー・ウッズ(米)が、あくまでも全米オープン(6月16〜19日/メリーランド州、コングレッショナルCC)出場を目指している。
左アキレス腱とヒザ、ふくらはぎの痛みのため、2週前のザ・プレーヤーズ選手権をわずか9ホールで棄権し、復帰に努めているタイガーが今週、大会のチャリティ先を自らの基金にしてくれているAT&Tナショナル(6月30日〜7月3日/ペンシルベニア州、アロニミンクGC)に先駆けて現地で行われた記者会見に出席。その席で「主治医はみんな(全米オープン)には準備が整うだろうと言ってくれている。出場するためにはできる限りのことをするよ」と話した。
来週末には左足強化のトレーニングを始める予定で、あくまでも前向きなタイガー。だが、その肉体とは別に他にも難題が降りかかっている。
プロ入り3年後からタイガーを12年間支えてくれたマネージャーで、IMGゴルフ部門長のマーク・スタインバーグ氏が、契約を更新しないことが明らかになったのだ。6月までの契約となっている同氏はここでIMGを退社することになる。
タイガーにとっては、賞金だけでなく各スポンサーとの契約にまつわる折衝や、スキャンダル、離婚などでも相談に乗ってくれた親しい友人でもあるだけにそのショックは計り知れない。
IMGサイドは、タイガーがIMGに残るのもスタインバーグ氏と共に去るのも自由だと話しており、タイガーは選択を迫られている。