Z.ジョンソンのキャディが米シニアツアーデビュー!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/03 11:49
レギュラーツアーで活躍するザック・ジョンソン(米)のキャディを務めているデーモン・グリーン(米)が、米チャンピオンズツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシック(現地時間3〜5日/アイオワ州、グレンオークスCC)でツアーデビューを飾る。
グリーンはミニツアー38勝という実力の持ち主で、昨年11月に50歳を迎えて挑んだチャンピオンズツアーのQTでは17位タイの好成績を残した。しかしツアーの規定は厳しく、パスすることはできなかった。それでも今大会はスポンサー推薦で出場を果たし、その様子をツアーのウェブサイト上にブログでつづっている。
大会前週の土曜日に現地入りすると、地元ドレイク大学出身のジョンソンから「そっちの様子はどうだい?」と電話が入った。ジョンソンはグリーンの状態も心配してくれたようだ。「学生時代たびたびここをプレーしているザックは、たくさんアドバイスをくれたんだ」と、うれしそうに語ったグリーン。愛妻のジョイさんと5歳の息子ガナーくん同伴で、リラックスしながら試合を楽しむつもりだ。
メジャーで優勝争いをした選手も、グリーンのようにキャディを本業にする者も、若い頃はまったく違った職業についていた者もいるのがチャンピオンズツアー。米男子ツアー7勝のジョン・ヒューストン(米)も大会2日前に50歳の誕生日を迎えて今大会でツアーデビュー。「(これまで)すごく早かった。精神的には50歳なんて信じられない。でも、肉体的には時々そう思うけどね」と苦笑いしながら、第二の人生に突入する。
日本勢は尾崎直道がただ一人出場。先週のシニアPGA選手権では室田淳が単独3位と健闘した一方で予選落ちを喫しただけに、起死回生のプレーを見せたいところだ。