復活目指すH.ステンソン、南アの新鋭と首位並走
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/25 11:24
かつての世界ランキング4位、ところが現在は同ランク124位に低迷しているヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が上がり2ホール連続ボギーを叩きながら首位(タイ)の座をキープした。
欧州ツアーのBMWインターナショナル・オープン(ドイツ、ミュンヘン・アイケンリードGC)は現地時間24日、第2ラウンドの競技を終了。初日『64』の好スコアで単独トップに立ったステンソンが1イーグル、4バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容ながら2アンダー70にスコアをまとめ、通算10アンダーで南アフリカの新鋭ジョージ・コージーと首位を分け合った。
「上がり2連続ボギーはいただけない」と首位を守りながらも渋い表情を見せたステンソン。しかしここ3年間勝ち星から遠ざかり、人生最悪のスランプに苦しんでいた時期を考えれば「(優勝を)狙えるポジションにいるだけでもよしとしなければ」と気持ちを切り替え前を向いた。
ステンソンから1打差の単独3位にパブロ・ララサバル(スペイン)が続き、通算8アンダー4位タイにブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)、サイモン・カーン(英)、マーク・フォスター(英)らがつけている。
また、世界ランク3位のマーティン・カイマー(独)は4アンダー68の好スコアをマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばして15位タイに浮上した。注目の18歳マッテオ・マナッセロ(伊)、復活が期待されるセルヒオ・ガルシア(スペイン)はともに通算4アンダー30位タイに足踏みしている。
世界ランク12位のポール・ケイシー(英)は100位タイで予選落ち。地元の英雄ベルンハルト・ランガー(独)も通算11オーバーの151位で姿を消した。