ツアーから“ボブホープ”の名が消える!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/01 14:13
アーノルド・パーマー(米)と共に米ツアーの隆盛を支えた米国を代表するコメディアン、故ボブ・ホープ氏の名がツアーから消える。
プロアマ形式のフォーマットでシーズン序盤の名物大会だったボブホープ・クラシック。その大会関係者は現地時間30日、来年1月16日に開幕する来季大会に新しいスポンサーがついたことを明らかにした。その新スポンサーはケンタッキー州ルイビルに本社を置く医療保険会社フマナ社(Humana)で、大会名はフマナ・チャレンジとなる。
今年はボブホープ・クラシックの名で行われていた同大会だが、ビッグスポンサーのクライスラー社が2008年限りで撤退して以来、スポンサー探しに苦しんできた。その理由の一つとして4日間、4つの違うコースでプロアマ形式のラウンドを行い、最終日にホストコースでプロ選手たちが激突するという特殊な形式が嫌がられ、トッププレーヤーたちがどんどん出場しなくなってしまったことにある。
それを鑑みて、新しいフォーマットではプロアマ形式で行われるのは3日間だけ。日程的には5日間開催から通常と同じ4日間になることが決まった。
新スポンサーとの契約は8年間で、舞台になるのはラキンタCC、PGAウエスト・パーマーC、PGAウエスト・ニクラウスCとカリフォルニア州の避寒地パームスプリングスエリアのシルバー・ロックGCと変わらない。だが、仕方のないこととは言え、1965年以来アーノルド・パーマーと共にゴルフ界を支えてきてくれたホープ氏の名が消えるのは寂しい限りだ。