平塚54位タイ出遅れ G.ストーム&R.グリーンが首位並走
グレーム・ストーム(英)とリチャード・グリーン(豪)の2人が、欧州ツアーのアルストム・オープン・デ・フランス第1ラウンド(現地時間6月30日/仏、ル・ゴルフ・ナショナル)を6アンダー65で回り首位を並走している。
アウトスタートのグリーンが14番までに7バーディを奪い独走するかと思われたが、17番でボギーを叩いて1つスコアを落とし、この日6バーディ、ノーボギーのストームに並ばれた。2007年の同大会優勝者でもあるストームは「リーダーボードで自分の名前を見るのは気分のいいものだね。特に18番では。ここは前にも優勝したことがあるからその経験もあるしね」と、笑顔で週末も同じ気持ちを味わうことを誓った。
トップと1打差の3位タイにジェームス・モリソン(英)、トービヨン・オルセン(デンマーク)、ジョージ・コージー(南ア)の3人が追走。さらにマッテオ・マナッセロ(伊)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)ら11人が3アンダー68の6位タイに続き、現在世界ランク4位でNo.1奪還を狙うマーティン・カイマー(独)、ディフェンディング・チャンピオンのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)はイーブンパー71で回って33位タイとまずまずの位置につけている。
東日本大震災の大津波で被災した石巻在住のプロキャディ佐々木孝英氏とのタッグで大会に挑み、注目を集めている平塚哲二は1オーバー72でプレーして54位タイとやや出遅れ気味。先週、セルヒオ・ガルシア(スペイン)をプレーオフで撃破したばかりのパブロ・ララサバル(スペイン)も3オーバー74で回り90位タイに甘んじている。
またこの日、最終18番で池に入ったボールの処置を間違い、4人が失格になる事態が起きた。これはローカルルールの勘違いが原因だという。