日本アマ選手権、松山がまさかの2回戦敗退!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/08 13:04
マスターズで日本人初のローアマを獲得した松山英樹(東北福祉大2年)が、大学の後輩にまさかの敗北を喫した。
日本アマチュアゴルフ選手権(愛知県、三好カントリー倶楽部 西コース)は7日、2日間36ホールのストロークプレーでトップ32に入った選手がマッチプレーで激突し、1回戦と2回戦の競技を行った。
昨年のアジアアマチュア選手権王者であり、マスターズで日本人初のローアマを獲得した松山。この日の1回戦では同じ東北福祉大4年の秋元久成を3アンド2で下したものの、続く2回戦で敗れて8強入りを逃した。
大学の1年後輩である古田幸希と対戦した松山は、3番で1アップとすると、8番でもナイスショットを放ってバーディを奪取。だが、プレー中に松山のショットのイメージを自身に取り入れたという古田も、このホールでバーディを奪う。
松山は続く9番でも1メートルのバーディチャンスにつけたものの、これを決められず。逆に10番で古田がバーディを奪い、試合は振り出しに戻った。
勢いに乗った古田は、12番を取ってリードを奪うと、15番もバーディとして2アップ。「自分のゴルフができなくなっていた」と苦しむ松山は、残りホールで取り返すことができず、古田の前に2アンド1で敗北を喫した。
出場147人中19人も出場している強豪、東北福祉大ゴルフ部だからこその先輩、後輩の激突。世界の舞台で羽ばたいた松山だったが、身内に足元をすくわれた格好となった。
なお、準々決勝には古田のほか、同じく東北福祉大4年の藤本佳則も勝ち上がり。また、比嘉一貴(本部高1年)、石徳俊樹(香川西高2年)、浅地洋祐(杉並学院高3年)、伊藤誠道(同高1年)の高校生4人が8強入りを果たしている。