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女子プロテスト トップ20を巡る熾烈な戦い!

更新日:2011/07/27 11:27
女子プロテスト トップ20を巡る熾烈な戦い!

 

 将来の日本女子ツアーの看板娘候補たちが奮闘している。

 2011年度LPGAプロテストが、27日に奈良県のグランデージゴルフ倶楽部で開幕。113人が3日間54ホールでの20位タイまでの合格ラインに挑戦している。

 第1ラウンドで首位に立ったのは23歳の下村樹美。8バーディ、2ボギーの6アンダー66でプレーして、ライバルたちをリードした。女子プロの強豪たちを輩出することで知られる坂田塾の出身で、ツアー2勝の服部真夕と同期生として腕を磨いた経験を持つ。

 だが、下村はプロ転向には時間がかかり、今回が5度目の受験。仲間たちが第一線で活躍するなか、足踏みをしている焦りはあるが「自分らしい攻めるゴルフをしていけたらと思います」と、自分を見失うことなく戦いを続けている。

 トップから1打差の2位には、昨年のステップアップツアーで優勝経験を持つオナリン・サタヤバンポット(タイ)。前年のファイナルQTで29位に入ったことにより、今季はレギュラーツアーにも参戦しているだけに、余裕の表情を見せている。

 トップ合格すればニトリレディスゴルフトーナメント(8月26〜28日/北海道・桂ゴルフ倶楽部)からのレギュラーツアー11試合の出場権が得られるとあって、目標は合格だけではない。経験者が全員「2度とやりたくない」と口をそろえる重圧の中、ライバルたちとの戦いが続く。

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