WGC-ブリヂストン招待 タイガー復活なるか!?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/08/03 11:19
タイガー・ウッズ(米)がついに戦線に戻ってきた。
4月のマスターズで左アキレス腱を痛め、5月のザ・プレーヤーズ選手権で復帰したものの9ホールで棄権。以来、治療と休養に専念し、全米オープン、全英オープンの2つのメジャーも欠場したタイガーが、現地時間4日開幕の米男子ツアー、WGC-ブリヂストン招待(オハイオ州、ファイアーストーンCC)の出場を決めた。
大会2日前となる現地時間2日には9ホールの練習ラウンドをこなし、「感じは悪くないし安定している。痛みもないよ」と、笑顔すらのぞかせた。
だが、その傍らにメジャー14勝のうち13勝を共にした相棒、スティーブ・ウィリアムス氏の姿はない。休養中の先月に話し合いの末、「スティーブとはびっくりするような日々を過ごしたし、彼は僕のキャリアを助けてくれた。僕も彼のキャリアの一助になった。でも、何かを変えるときだと思ったんだ」と、パートナーシップを解消。代わりに今大会でバッグを担ぐのは、幼なじみのブライオン・ベル氏だ。
ただ、ベル氏は専属キャディというわけではなく一時的なもので、元世界ランクNo.1の相棒の座はまだ決まっていないのが実情だ。
最新の世界ランキングも28位まで転落したタイガーだが、今大会は過去7勝と得意中の得意という事もあり、やる気は満々。「(世界ランキング)については気にしていない。目の前の大会に勝つことに集中する。それだけだ」と話すタイガー。果たして世界一強い男は復活できるのか。次週に控えた今年最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権(現地時間11〜14日/ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)も視野に入れながらの戦いぶりに、世界中の注目が集まっている。