N.オハーン、初優勝へ首位発進!
ニック・オハーン(豪)がツアー初優勝に向けて好発進だ。
WGC-ブリヂストン招待と同週開催の米男子ツアー、リノ・タホ・オープン(ネバダ州、モントリューG&CC)は現地時間4日、第1ラウンドの競技を終了。同ツアー未勝利のオハーンが7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマークし、単独2位のクリス・ライリー(米)に1打差ながら単独首位に立った。
2番で1.5メートルのパットを沈めて最初のバーディを奪うと、6番ではおよそ7メートルのバーディパットを決めてみせる。さらに8番、9番でもスコアを伸ばして前半を4アンダーで折り返すと、後半の13番パー5でも80センチのイージーバーディを奪取し、上がり2ホールを連続バーディで締めくくって7アンダー65でホールアウト。「今日はトップスタートだったのでフレッシュなグリーンでプレーできてよかった。フロントナインはたぶん11パット。素晴らしいプレーができた」と笑いが止まらない。パットを外したのが2回だけというのだから絶好調ぶりは推して知るべしだ。
同ツアー参戦7年目のオハーンは、地元では2006年の豪州PGA選手権など2勝しているものの、米ツアーではいまだ勝ち星がない。次週の全米プロゴルフ選手権(11〜14日/ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)にも出場資格がなく「今週勝てば出られるんじゃないかな」と、自らに期待しつつ残り3日間プレーを続ける。
その他の主な選手は、ジャスティン・レナード(米)が1アンダー71で回り26位タイとまずまずの位置にいるが、それ以外の選手は今ひとつの初日となった。
ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)がイーブンパー72で47位タイ。ジョン・デイリー(米)は2オーバー74で83位タイ、リー・ジャンセン(米)、デビッド・デュバル(米)は6オーバー78で120位タイといずれも出遅れている。また、ディフェンディング・チャンピオンのマット・ベッテンコート(米)は肋骨を痛めて棄権している。
尚、日本勢は出場していない。