J.ヒューストン&P.シニア首位並走 尾崎68位タイ
更新日:2011/08/07 12:00
掲載日:2011/08/07 11:53
日本でもお馴染みのピーター・シニア(豪)がノーボギーの安定したゴルフで、初日からトップを走るジョン・ヒューストン(米)に並びリーダーボードの最上段に浮上した。
米チャンピオンズツアー3M選手権(ミネソタ州ブレイン、TPCツイン・シティーズ)は現地時間6日、第2ラウンドの競技を終了。この日5バーディ、ノーボギーの5アンダー67をマークしたシニアが通算12アンダーまでスコアを伸ばしてヒューストンと共に首位の座を分け合い、同ツアー初勝利に大きく一歩前進した。
1990年代には日本ツアーの中日クラウンズで優勝を飾るなど、いままで海外通算28勝を挙げているシニア。50歳を過ぎてからは昨年地元オーストラリアでハンダ・オーストラリアン・シニア・オープンに勝っているが、アメリカでは今季メジャー初戦のリージョンズ・トラディションでプレーオフ進出を果たしたものの勝利はまだない。元祖長尺パターの名手が最終日、記念すべきツアー初優勝を目指す。
その他上位陣は、首位と1打差の単独3位にジェイ・ハース(米)が続き、目下賞金ランクトップを快走するトム・レーマン(米)が通算10アンダーでマーク・カルカベッキア(米)とともに4位タイにつけている。
日本勢唯一出場の尾崎直道は初日59位タイ発進の出遅れを取り戻そうと、この日の序盤は連続バーディを奪うなど快調だったが、中盤ボギーがかさみ勝負どころの上がり3ホールでバーディ、ダブルボギー、バーディとちぐはぐなゴルフ。2日連続1オーバー73を叩いて、通算2オーバー68位タイに後退した。