2008年賞金女王の古閑美保が現役引退!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/09/27 17:54
国内女子ツアーで通算12勝を挙げ、2008年賞金女王である古閑美保が27日、左手首の故障を理由に今季限りで現役を退くことが所属事務所の発表により明らかになった。
2001年にプロテストに合格し、2003年のヨネックスレディスゴルフトーナメントで初優勝を飾って以降、トッププロとしてツアーを牽引。また、親しみやすいキャラクターと実力を併せ持つプレーヤーとして人気も高く、これまでの女子プロゴルファーにはなかったキャラクターから、数多くのメディアに取り上げられてきた。
現在の女子プロ人気の礎を築いてきた功労者ともいえる古閑は、国内公式戦でもあるLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを2度制し、ツアー通算では12勝。しかし、2009年に左手首を痛めてからは、2010年のヤマハレディースオープン葛城で1勝を挙げているものの、思うようなゴルフは取り戻せず、身体的、精神的な限界を感じプロゴルファーとして終止符を打つことを決めたという。
尚、今後は国内女子ツアー最終戦「大王製紙エリエールレディスオープン」(LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ出場権獲得の場合は出場)を最後に現役を退いたのち、「ゴルフ界に恩返しをしたい」との思いから、ジュニアゴルファーの育成や社会貢献に力を入れ、ゴルフ界の発展とゴルフの普及に取り組むとのこと。