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ベ・サンムン、米ツアー初優勝へ好発進! P.ミケルソン出遅れ

更新日:2012/01/20 13:14
ベ・サンムン、米ツアー初優勝へ好発進! P.ミケルソン出遅れ
ヒューマナ・チャレンジ初日。米男子ツアールーキーのベ・サンムンが8アンダー64をマークし、首位と1打差の3位タイと好発進を切った。(写真提供:AP/アフロ)

 

 昨季の日本ツアー賞金王でルーキーとして米男子ツアーに挑戦しているベ・サンムン(韓)が、今季第3戦で本土初戦となるヒューマナ・チャレンジ第1ラウンド(現地時間19日/カリフォルニア州、PGAウエスト他)でいきなり好発進を見せた。

 PGAウエスト・ニクラウス・プライベートC(NP)、PGAウエスト・パーマーC(PP)、ラキンタCC(LQ)の3コースを舞台に行われた初日。この日PGAウエスト・ニクラウス・プライベートCをプレーしたベ・サンムンは、出場選手中4位の平均318ヤードを誇るティーショット飛距離と、パーオン率88.9%の正確なアイアンショットを武器に、1イーグル、7バーディ、1ボギーでラウンド。8アンダー64を叩き出し、首位タイに並ぶデビッド・トムズ(米/LQ)、カミロ・ビジェガス(コロンビア/NP)に1打差の3位タイと最高のスタートを切った。

 日本ツアーのライバルたちが、口をそろえて「素晴らしいスイング」と称える25歳のベ・サンムンのプレーは、米ツアーの猛者たちの中に入ってもぶれることはなかった。デビュー戦となった先週のソニー・オープン・イン・ハワイでは、最終日に3オーバー73とスコアを崩したものの通算5アンダーの29位タイで大会を終えている。そして乗り込んだ今トーナメントは、プロアマ形式というルーキーが戸惑いがちな大会だが、それにもマイペースを貫いての好発進。シーズン早々、初優勝の気配すら漂わせている。

 また、日本勢でただ一人参戦している今田竜二も、PGAウエスト・パーマーCをラウンドして5連続バーディを奪うなど4アンダー68をマーク。首位に5打差の31位タイで初日の競技を終えた。

 ベ・サンムンと並ぶ3位タイには、ブラント・スネデカー(米/NP)、テッド・ポッターJr.(米/NP)、ボブ・エステス(米/NP)の3人がつけている。

 なお、昨年11月の右ひざ内視鏡手術以来の復帰戦となるダスティン・ジョンソン(米/PP)はイーブンパー72で回って117位タイ、5月に世界ゴルフ殿堂入りを控えるフィル・ミケルソン(米/LQ)は2オーバー74で134位タイといずれも大きく出遅れた。

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