リュウ・ソヨン依然首位キープ 上原42位タイ
更新日:2012/02/05 10:39
掲載日:2012/02/05 07:34
全米女子オープンチャンピオンのリュウ・ソヨン(韓)が、快調にトップをひた走っている。
欧州女子ツアーと豪州女子ツアーが共催するRACVオーストラリアン・レディス・マスターズは現地時間4日、ゴールドコーストのロイヤルパインズ・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日『61』の好スコアで単独トップに躍り出た21歳のリュウが、この日はペースを落としながらも3アンダー69をマーク。通算20アンダーまでスコアを伸ばし2位のクリステル・ボールジョン(オランダ)に3打差をつけ優勝に王手をかけた。
単独首位を守ったリュウは昨年の全米女子オープンに韓国ツアーの強豪として推薦出場し、いきなり優勝をさらったラッキーガール。その落ち着き払ったプレーはとても21歳には見えないが、「内心はドキドキしているんです」とハニカム姿が初々しい。だが勝負になれば年齢は関係ない。残り18ホールも平常心で勝利を目指す。
その他、通算15アンダー3位タイにキム・ハヌル(韓)とダイアナ・ルナ(伊)、通算13アンダー単独5位にフランシス・ボンダッド(豪)がつけ、通算12アンダー6位タイに日本でもお馴染みのニッキー・キャンベル(豪)とイ・ボミ(韓)がつけた。注目の16歳アレクシス・トンプソン(米)はスコアを伸ばせず、通算7アンダー19位タイに後退している。
一方、日本勢で唯一予選突破した上原彩子はこの日スコアを2つ伸ばし、前日の60位タイから42位タイへ順位を上げた。尚、木戸愛、甲田良美はすでに予選ラウンドで姿を消し、ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)、今大会7度優勝のカリー・ウェブ(豪)は出場していない。