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全米女子OPの宿敵2人が首位争い! 日本勢予選落ち

更新日:2012/02/11 09:34
全米女子OPの宿敵2人が首位争い! 日本勢予選落ち

 

 全米女子オープンでプレーオフを戦った2人が、シーズン初戦で再び一騎打ちの様相を呈している。

 米女子ツアー開幕戦で欧州、豪州の両ツアーとの共催でもあるISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間10日、豪州の名門であるロイヤル・メルボルンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。昨年の全米オープンチャンピオンで、前週行われたRACVオーストラリアン・レディス・マスターズでも優勝争いを演じているリュウ・ソヨン(韓)が4アンダー69をマークし、通算6アンダーで初日の6位タイから単独トップに躍り出た。

 1打差の単独2位に、初日52位タイと出遅れながらこの日のベストスコア7アンダー66と爆発したセオ・ヒーキョン(韓)。セオは昨年の全米女子オープンでリュウにプレーオフの末に敗れたものの、LPGAツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)に輝いており、因縁の2人が上位に顔を揃えたことになる。

 優勝争いの2人は「韓国でよく一緒にプレーしていましたから、彼女(リュウ)の手の内はよくわかっています。素晴らしい選手なので決勝ラウンドで一緒に回れるのが楽しみです」とこの日50人をごぼう抜きし単独2位につけたセオ。一方のリュウは「先週の最終日(首位でスタートしながら2位タイに終わる)は緊張し過ぎました。勝ちたい気持ちが強すぎて集中力を欠いてしまった。緊張するとルーティンが早くなるクセがあるので、今週はそうならないように注意したいです」と前週のリベンジを誓っている。

 その他の上位陣では、初日首位タイ発進のステイシー・ルイス(米)はスコアを伸ばせず通算4アンダーでジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)、ジェシカ・コルダ(米)、メリッサ・レイド(英)と並び3位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)は7番パー4でまさかの『8』を叩くなど乱れ、3オーバー76で通算イーブンパー10位タイへ後退。「8を叩いたときは泣きそうだった」とロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1が珍しく弱音を吐いた。

 日本勢は苦戦。初日52位タイの野村敏京は4バーディ、8ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフで6オーバー79。通算8オーバーでカットラインに1打足りず予選落ちに終わった。また、ルーキーの金子絢香は初日に続きこの日も7オーバー80を叩き通算14オーバー130位タイで決勝ラウンド進出を逃している。

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