遼、フェデックスカップ王者を大逆転で下し1回戦突破!
更新日:2012/02/23 12:38
掲載日:2012/02/23 10:04
石川遼が鮮やかな逆転劇で1回戦を突破した。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)が現地時間22日に開幕。1回戦で石川は、昨季のフェデックスカップ王者で、先週行われたノーザン・トラスト・オープンで優勝したばかりのビル・ハース(米)と対戦した。
石川は1番で15メートルのロングパットを沈めて先手を取ったが、すぐに3番、4番を連取されて1ダウンに。6番のバーディでオールスクエアに戻したものの、7番、8番、13番を取られ残り5ホールで3ダウンという窮地に追い込まれる。
しかし、これであきらめないのが石川の強さ。14番、15番を連続バーディとして1ダウンまで巻き返すと、17番でもバーディを奪って土壇場で試合を振り出しに戻した。すると勝負がかかった18番、石川がきっちりパーで収めたのに対し、ハースは痛恨のボギー。石川が終盤の大逆転で2回戦進出を決めた。
「僕のほうがランクが下なので、たぶん自分よりビル(ハース)のほうがプレッシャーがかかっていたと思う。マッチが長くなるに連れて、そのことが僕に有利に働いたんじゃないかな」と振り返った石川。2回戦では1999年の全英オープン王者で、今月初旬に行われた欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズで優勝したポール・ローリー(スコットランド)と激突する。